地図で読み解くJR中央線沿線

created by Rinker
三才ブックス
¥1,870 (2024/02/28 05:03:51時点 Amazon調べ-詳細)
ネット書店で購入
価格1,870円(税込)
監修岡田直
栗原景
判型A5判
ページ数160ページ
ISBN978-4866732053
発売日2020年9月19日

この地形がすごい!

貴重な地図資料や写真からJR中央線沿線130年の歴史をたどりつつ、沿線の謎と不思議について深く知ることができる一冊。

【目次】

■巻頭
————————
・地形の凸凹がわかる! JR中央線沿線3D地図
・車両写真でふり返る JR中央線130年の歴史

■Chapter1 JR中央線全線編
————————
・JR中央線のルーツは玉川上水の舟運にあり
・東京~高尾駅間の1時間で東京都特有の地形を体感
・東中野~立川駅間を貫く24・7キロもの直線区間
・東京~新宿駅間のルートがS字を描いて遠回りな事情
・専用軌道で初の「電車」運行 甲武鉄道の合理的な理由
・中央線沿線発展のきっかけ めずらしい“の”の字運転
[鳥瞰図]大東京之鳥瞰図
[JR中央線沿線の気になる話①]都心環状線を目指した甲武鉄道

■Chapter2 都心(東京~代々木)編
————————
・帝都の玄関・東京駅が現在の場所にある理由【東京駅】
・“裏”だった東京駅八重洲口 大丸百貨店と新幹線で発展【東京駅】
・100年前に敷設されたレンガ造りの神田高架線【神田駅】
・神田川とJR中央線は江戸城に近付けない?【御茶ノ水駅】
・東京ドームの場所はかつて水戸藩邸や兵器工場だった【水道橋駅】
・一大物流拠点を目指した幻のターミナル駅「飯田町」【飯田橋駅】
・かつての牛込駅のホームが90年ぶりに飯田橋駅で復活【飯田橋駅】
・戦前、戦後の新幹線計画で始発駅候補だった市ケ谷駅【市ケ谷駅】
・四ツ谷駅のホームの上をなぜ地下鉄が走っている?【四ツ谷駅】
・運動施設が集まる信濃町はもともと練兵場のための駅【信濃町駅】
・渋谷川沿いの高低差を利用 神宮外苑競技場の芝生席【千駄ケ谷駅】
・代々木駅は50年以上もの間 「代々木」の地になかった【代々木駅】
[JR中央線沿線の気になる話②]不運なターミナル・万世橋駅

■Chapter3 23区西部(新宿~吉祥寺)編
————————
・新宿駅が複雑な構造なのは甲州街道と青梅街道が原因【新宿駅】
・中央線にふたつの新宿駅? 関東大震災を機に統合【新宿駅】
・タイムズスクエアの場所はかつての都心貨物ターミナル【新宿駅】
・百人町の地名の由来は精鋭が集まった鉄砲足軽隊【大久保駅】
・地面と同じ高さの高架線 東中野付近の不思議な地形【東中野駅】
・人口増加に対応するため駅周辺を掘り下げた中野駅【中野駅】
・中野駅北口に設置されたお犬の屋敷や鉄道専門部隊【中野駅】
・人や店が入り組む高円寺に大きな通りが少ない理由【高円寺駅】
・井伏鱒二を慕うようにして作家が集う阿佐ヶ谷文士村【阿佐ケ谷駅】
・新宿~荻窪間の青梅街道 紆余曲折の鉄道敷設の歴史【荻窪駅】
・昭和初期に区画整理を敢行西荻窪を形づくった名村長【西荻窪駅】
・「住みたい街」吉祥寺の明治時代から今に至る歩み【吉祥寺駅】
・武蔵野台地の地下水が湧く武蔵野三大湧水の井の頭池【吉祥寺駅】
[鳥瞰図]武蔵野・三鷹附近大景観図
[JR中央線沿線の気になる話③]なぜ沿線に車両基地が多いのか?

■Chapter4 多摩(三鷹~八王子)編
————————
・太宰治が愛した跨線橋と謎に包まれた三鷹事件【三鷹駅】
・数奇な運命桜のための駅・武蔵小金井【武蔵小金井駅】
・明治時代に駅を誘致して日本一有名な「国分寺」に【国分寺駅】
・国分寺駅から分岐していた競馬場へ旅客を運ぶ路線【国分寺駅】
・かつて国分寺に存在した国鉄運営の中央鉄道学園【西国分寺駅】
・地域住民の強い支えにより文教都市を守り続ける国立【国立駅】
・鉄道と航空の街として大発展を遂げた立川【立川駅】
[鳥瞰図]東京から日がへり名勝案内図絵
・昔の多摩の農家がモデル 入母屋造りの日野駅の駅舎【日野駅】
・憧れの公団住宅だった 豊田駅が至近の多摩平団地【豊田駅】
・昭和まで八王子の要だった甲州街道と「絹の道」【八王子駅】
・鉄道建設とともに誕生 日野・八王子のレンガ産業【日野駅】【豊田駅】【八王子駅】
・日光東照宮を警備した武田の旧臣の町・西八王子【西八王子駅】
・大正天皇崩御から100年移転される高尾駅の駅舎【高尾駅】

■Chapter5 高尾駅以西・五日市線・青梅線編
————————
・甲州へ向かうための難所 小仏トンネルの大工事【高尾駅】【相模湖駅】
・崖下の駅・上野原と四方津 山中のエレベーターの秘密【上野原駅】【四方津駅】
・バブル期に広がった通勤圏 特別快速の終点・大月は今【大月駅】
・4つの路線のジャンクション 拝島は江戸時代からの要衝【拝島駅】
・本当は「福生」のはずが「横田」基地と呼ばれる謎【福生駅】【羽村駅】
・3階建ての青梅駅の駅舎は大正時代の私鉄本社ビル【青梅駅】
・昔は五日市と立川を結んだ「青梅短絡線」の成り立ち【武蔵五日市駅】
[JR中央線沿線の気になる話⑤]八王子と拝島をめぐる私鉄との競争

■巻末付録
————————
・JR中央線各駅停車
・JR中央線の駅メロ一覧

【監修者プロフィール】
岡田直(おかだ・なおし)
横浜都市発展記念館・主任調査研究員(学芸員)。1967年生まれ。東京大学文学部卒業、京都大学大学院修士課程修了(専門は人文地理学)。書籍編集者を経て現職。「横浜にチンチン電車が走った時代」「あこがれの団地」「伸びる鉄道、広がる道路」などの企画展を担当し、共著書に『地図で楽しむ横浜の近代』(風媒社)、監修に『京急沿線の不思議と謎』(実業之日本社)、『地図で読み解く小田急沿線』(三才ブックス)などがある。

【執筆者プロフィール】
栗原 景(くりはら・かげり)
旅と鉄道、韓国を主なテーマとするフォトライター。1971年生まれ。出版社勤務を経て2001年からフリー。主な著書に『テツ語辞典』(誠文堂新光社/池田邦彦と共著)、『東海道新幹線沿線の不思議と謎』(実業之日本社)などがある。『地図で読み解く京急沿線』(三才ブックス)の執筆も担当。