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選ぶべきではない「入ってはいけない保険」とは

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保険のなかには、当然ながら、入るべき保険もあれば、入らない方がいい保険もあります。本来は商品ごとにそれぞれよいポイントや悪いポイントなどがあり、各自の状況や希望に合わせて選んで加入するもの。しかし、そんななかでも、基本的には選ぶべきではない「入ってはいけない保険」も存在しているのです。

選ぶべきではない「入ってはいけない保険」とは

入っていけない保険に大きな会社の有名商品

まずは「入ってはいけない保険」の判断基準を押さえ、賢い保険選びへの第一歩を踏み出しましょう。たとえば「有名な会社なら大丈夫だろう」と、大きな会社の有名商品を選ぶ人も少なくありませんが、これは危険な選択です。

基本的に大手生命保険会社はサービスが充実していますが、その分、保険料は割高です。同じような保障でより安価な商品がみつかるかもしれません。保険は会社ではなく、保障内容と保険料を基準に考えるべきです。

また、損を避けるためとはいえ、「保険料が戻ってくる」という言葉に乗って貯蓄型保険を求めるのも賢い選択とはいいきれません。

入ってはいけない保険が新ながいきくん

一見、損しない商品にみえますが、2017年には貯蓄型保険の値上げが行われており、このタイプの商品も、利率は低下の一途を辿っています。じつのところ、損にならない商品は少ないのが現状です。

以上の点を踏まえたうえで、とくに危険な「地雷」ともいえる代表的な「入ってはいけない保険」を紹介しましょう。それが、かんぽ生命の「新ながいきくん」です。

これには定額型とバランス型が用意されています。さらに、定額型のなかにも解約返戻金なども用意されていますが、基本的には一般的な終身保険とそこまで変わりありません。

ただし、保険料が割高です。解約返戻金を下げないプランでも、払い込んだ保険料より返戻金の方が低額になる可能性が高いので、あまりおすすめすることができません。

記事カテゴリ: カルチャー

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