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無選択型保険選びで確認しておくべきポイント

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無選択型保険のデメリットは、一般的に保険料が割高だということです。また、払い込んだ保険料に対して、返ってくる保険金の額の方が低くなってしまうことも少なくないことも挙げられます。さらに、支払い削減期間以上の保険金減額措置がとられています。それだけでなく、免責期間が設定されている無選択型保険もあります。

無選択型保険選びで確認しておくべきポイント

無選択型保険で確認すべきポイント

これは、保険に加入してから一定期間は保障が発生しないというものです。もしこれが設定されている場合、その期間は一切保障がなくなってしまうので要注意です。加入前に期間だけでも確認しておきましょう。

また、過去に一度治療を行った病気が再発した場合には、保障の対象外になることがあります。これはほかの保険にはないポイントですが、この条件があるからこそ、持病がある人でも受け入れることができると考えられるでしょう。

さらに、保険の種類によっては対象者に条件が課せられていることもあります。年齢や職業などによっては加入できない場合もあるので、その点には気をつけましょう。

無選択型保険を選ぶ前に、かならず調べ、確認しておくべきいくつかのポイントがあります。まず第一に、無選択型は通常の保険よりも保険料が高く保障が少ないため、もし通常の保険を選べるのならそちらを優先してください。自分の持病などがあっても入ることができる保険をまず探してみましょう。

無選択型保険は既往症以外なら保障

最近は病気の経験があっても、治療から一定の期間が空いていれば加入が認められる例も少なくないため、可能性は充分にあります。また、もし引受緩和型保険に入れるなら、そちらを選んだ方がいいでしょう。

それでも加入できる保険がみつけられなかった場合には、無選択型保険を選ぶことになるかと思います。ただし、もし貯蓄が充分にあるという人や、これからまだ一定の収入が見込めるという人なら、高額な保険料を払い込むよりも貯蓄に回した方が賢明です。

少々、無選択型保険のデメリットを多く挙げてきましたが、この保険でも既往症以外であれば、通常の病気はきちんと保障の対象になります。まったく加入できる保険がなかったという人にとっては、心強い保険にはなってくれることでしょう。

既往症以外の病気に関して健康上の不安を感じている人や、もしものときのために保険に加入し、安心感を得ておきたいという人にとっては、無選択型保険は充分に検討する価値がある保険だといえます。

記事カテゴリ: カルチャー

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