牧野富太郎 笑顔らんまんな植物研究の夜明け

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三才ブックス
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価格1,320円(税込)
判型B5判
ページ数112ページ
ISBN978-4866733555
発売日2023/03/10

日本の植物学の父=牧野富太郎の草木とともに生きた生涯

2023年4月放送開始予定の朝の連続テレビ小説『らんまん』の主人公のモデルである植物学者・牧野富太郎の生涯と足跡を、写真や植物図をふんだんに使いながら紹介します。

★本性の内容★

[巻頭カラー]
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◇「らんまん」な笑顔で植物を見つめた人生| 牧野富太郎の物語
◇江戸・明治・大正・昭和を生きた| 牧野富太郎の略年譜
◇植物を求めて日本各地を巡った| 牧野富太郎ゆかりの地
◇著書に多く残された| 牧野富太郎語録
◇愛嬌と若々しさにあふれる| 牧野が残した句
◇写真から見る牧野の生涯| 牧野富太郎フォトギャラリー

[第一幕]
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東京帝国大学の講師になるまで
植物に興味を持った幼少期から青年期
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◇高知県の裕福な商家の生まれ| 祖母に育てられた幼少期
◇勉強ができたからこその選択| 小学校を自主退学
◇都会から本を取り寄せて研究| 欧米植物学への興味
◇書籍や顕微鏡を購入| 東京までの旅路
◇生涯を通して実践した牧野青年の思念| 研究の心得「赭鞭一撻」
◇教授陣も歓迎| 通い詰めた東京帝大の植物学教室
◇先駆けとなった学術雑誌| 『植物学雑誌』の刊行
◇菓子屋の店先に座る娘| 牧野が見初めた壽衛
◇牧野の才能に嫉妬?| 出入り禁止となった植物学教室
◇続々と新種を発見| 新種ヤマトグサとムカデラン
◇マキシモヴィッチも絶賛| コオロギランの発見
◇ふと水面を見たら……| 新種ムジナモ
◇帰郷した高知での意外な活動| 西洋音楽を普及
◇恵まれた画才| 牧野式図法の確立
◇次々に訪れる受難| 松村教授からの圧迫

[人物ファイル]
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牧野富太郎と関わった人たち
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マキシモヴィッチ/池長孟/矢田部良吉/シーボルト/白井光太郎
中村春二/森鴎外/池波正太郎/小野蘭山/田中芳男
花森安治・大橋鎭子/昭和天皇/飯沼慾斎/寺田寅彦

[第二幕]
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生涯研究を貫いた
晩年の牧野富太郎
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◇年間の講師生活| 東京帝国大学の講師を務める
◇ギリギリの生活| 困窮に差し伸べられた手
◇愛した妻との別れ| 妻の名をとった「スエコザサ」
◇飽くなき探究心| 講師退任後も研究にまい進
◇最後まで修正を続けた| 『牧野日本植物図鑑』
◇日本の山はほとんど歩いた| 全国各地への採集旅行
◇晩年まで研究を続ける| 驚異の生命力
◇日本の植物学に影響を与えた| 牧野が残した著書
◇妥協知らずの研究意欲| 植物図へのこだわり
◇こだわりの強さが見えてくる| 牧野の愛用した描写道具
◇色濃く残る牧野の功績| 植物学の普及へまい進
◇好奇心旺盛で学び続けた| 膨大な蔵書とコレクション

[第三幕]
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日本全国を採集で歩き回った
牧野が巡ったゆかりの地
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◇牧野の原点・自然に囲まれた町| 高知県佐川町
◇牧野が愛した、今もなお自然あふれる山| 高知・横倉山
◇伝統的建造物と自然あふれる観光地| 栃木県日光市
◇見る者を虜にする、日本の美しいシンボル| 富士山
◇昔も今も変わらず花が彩る島| 東京・伊豆大島
◇牧野が晩年に住んだ自邸| 東京・東大泉
◇戦時中の牧野の疎開先| 山梨県韮崎市
◇東大泉の邸宅跡地| 練馬区立牧野記念庭園
◇牧野の思いを継ぐ| 高知県立牧野植物園
◇牧野富太郎をより理解するために| 編集部おすすめの5冊

[コラム]
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◇娘から見た父・牧野富太郎の素顔
◇牧野が魅せられた植物画家
◇牧野の長寿の理由は好物にあり