地図で読み解く小田急沿線

地図で読み解く小田急沿線

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三才ブックス
¥1,870 (2024/10/03 15:14:59時点 Amazon調べ-詳細)
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価格1,870円(税込)
監修岡田直
判型A5判
ページ数160ページ
ISBN978-4866732022
発売日2020年7月4日

ワクワクする小田急沿線めぐり!

地図と地形をもとに、小田急電鉄と小田急沿線の謎と不思議について、楽しみながら深く知ることができる一冊です。

貴重な地図資料や写真も多数掲載しています。

【目次】

■巻頭
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・地形の凸凹がわかる! 小田急沿線3D地図
・車両写真でふり返る 小田急電鉄100年の歴史

■Chapter1 小田急全線編
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・新宿~小田原間を一気に開業 近年は複々線化工事が完了
・小田急の代名詞となった進化し続けるロマンスカー
・山を貫き海に向かって走るアップダウンの激しい路線
・箱根の観光輸送のせめぎあい 小田急と西武の「箱根山戦争」
[鳥瞰図]小田原急行鉄道沿線名所図絵1
[鳥瞰図]小田原急行鉄道沿線名所図絵2
[鳥瞰図]小田原急行鉄道沿線名所図絵3
[小田急沿線の気になる話1]丸ノ内線の起源? 幻の小田急地下鉄

■Chapter2 小田原線(新宿~玉川学園前)編
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・小田急線の始発の駅は永田町に置く予定だった? 【新宿駅】
・戦後の駅西口大規模開発が新宿を日本一のターミナルへ 【新宿駅】
・南新宿駅と参宮橋駅の間にかつて存在していた山谷駅 【南新宿駅】【参宮橋駅】
・小田急最大のカーブがなぜ代々木八幡付近に? 【代々木八幡駅】
・千代田線との乗り入れが転機となった代々木上原駅 【代々木上原駅】
・「北沢」の町の東だから東北沢というわけではない 【東北沢駅】
・起伏に富んだ地形が育む下北沢の個性的な文化 【下北沢駅】
・わずか8年で撤去された幻の代田連絡線とは? 【世田谷代田駅】【梅ヶ丘駅】
・豪徳寺駅と東急線の山下駅 乗換駅なのに駅名が違う謎 【豪徳寺駅】
・かつての車両基地の名残 経堂駅前の広大な商業施設 【経堂駅】
・農業が盛んな千歳の名物となった新品種の白菜 【千歳船橋駅】
・円谷プロがかつて存在した特撮とウルトラマンの町 【祖師ヶ谷大蔵駅】
・教育者の小原國芳が招致し設置された成城学園前駅 【成城学園前駅】
・計画では千代田線の始発は代々木上原駅ではなかった!? 【喜多見駅】
・多摩川の水害から蘇り古墳が多数残る町・狛江 【狛江駅】【和泉多摩川駅】
・花と緑の遊園地で知られ駅名だけが残る向ヶ丘遊園 【登戸駅】【向ヶ丘遊園駅】
・陸軍の科学研究所があった生田村の歴史と現在 【生田駅】【読売ランド前駅】
・高度経済成長期に丘陵開発 駅前団地の町・百合ヶ丘 【百合ヶ丘駅】
・すぐれた景観の農住都市で川崎の副都心・新百合ヶ丘 【新百合ヶ丘駅】
・高度経済成長で様変わり 鶴川の団地開発の歴史 【柿生駅】【鶴川駅】【玉川学園前駅】
[小田急沿線の気になる話2]鉄道以外の交通事業・小田急のバス

■Chapter3 小田原線(町田~小田原)編
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・都市計画による駅の移動で町田駅は一大商業地へ変貌【町田駅】
・軍事施設建設で相模大野は信号所から拠点駅へと発展【相模大野駅】【小田急相模原駅】
・旧座間駅から相模川までを結んでいた小田急砂利軌道【相武台前駅】【座間駅】
・3社乗り入れで利便性アップ 海老名は第2の武蔵小杉?【海老名駅】
・相模鉄道の成り立ちと小田急直通運転の関係【海老名駅】【厚木駅】【本厚木駅】
・似たような駅名がふたつ 「厚木」と「本厚木」の謎【厚木駅】【本厚木駅】
・信仰の対象から行楽の山へ 大山参拝の玄関駅・伊勢原【愛甲石田駅】【伊勢原駅】
・もともとは鶴巻駅と大根駅 駅名を変えた秦野市の2駅【鶴巻温泉駅】【東海大学前駅】
・ロマンスカーが直通するJR御殿場線の松田駅【秦野駅】【渋沢駅】【新松田駅】
・比較的新しい駅・開成が急行停車駅になるまで【開成駅】【栢山駅】
・清らかで豊かな水資源が富水と螢田の駅名の由来に【富水駅】【螢田駅】
・小田急とJRの足柄駅が山を挟み離れて存在するわけ【足柄駅】
・鉄道の開通は意外と遅い? 大ターミナル駅・小田原【小田原駅】
・起死回生の「週末温泉特急」 特急ロマンスカーの誕生【小田原駅】
[鳥瞰図]沿線案内小田急電車1
[鳥瞰図]沿線案内小田急電車2
[小田急沿線の気になる話3]小田急井の頭線の可能性もあった!?

■Chapter4 江ノ島線編
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・3つの「林間都市」駅と昭和初期の一大都市計画【東林間駅】【中央林間駅】【南林間駅】
・厚木ではないのに「厚木基地」なのはなぜ?【鶴間駅】【大和駅】
・大和市や海老名市が合併? 幻と消えた「高座市」計画【桜ヶ丘駅】【高座渋谷駅】
・「長後」駅が約30年間「新長後」駅だった謎【長後駅】【湘南台駅】【六会日大前駅】
・藤沢本町の街道に残る義経や東海道の歴史の跡【善行駅】【藤沢本町駅】
・藤沢駅が途中駅では珍しくスイッチバックを行う経緯【藤沢駅】
・鵠沼は明治時代に保養地 昭和に高級住宅地へ変化【本鵠沼駅】【鵠沼海岸駅】
・急増する海のレジャー客を江ノ島線がピストン輸送【片瀬江ノ島駅】
[小田急沿線の気になる話4]小田急と江ノ電と湘南ブーム

■Chapter5 多摩線・箱根登山線編
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・「栗木」と「片平」を合成 栗平に予定された待避駅【五月台駅】【栗平駅】【黒川駅】
・小田急で最も新しい駅は環境に優しいエコデザイン【はるひ野駅】
・多摩ニュータウンの開発と多摩線建設の歩み【小田急永山駅】【小田急多摩センター駅】【唐木田駅】
・ホームが短かった風祭駅は過去には手動でドアを開閉【箱根板橋駅】【風祭駅】
・なぜ現在も入生田駅に三線軌条が残っている?【入生田駅】
・箱根の観光推進に貢献した箱根湯本への小田急の進出【箱根湯本駅】
[小田急沿線の気になる話5]苦難の連続、箱根登山ケーブルカー

■巻末付録
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・小田急電鉄各駅停車

【監修者プロフィール】
岡田直(おかだ・なおし)
横浜都市発展記念館・主任調査研究員(学芸員)。1967年生まれ。京都大学大学院修士課程修了。専門は人文地理学。書籍編集者を経て現職。「横浜にチンチン電車が走った時代」「ようこそ!横浜地図ワールドへ」「伸びる鉄道、広がる道路」などの企画展を担当し、『「地図」で探る横浜の鉄道』(横浜都市発展記念館)などを執筆。監修に『京急沿線の不思議と謎』(実業之日本社)、『地図で読み解く京急沿線』『地図で読み解く京王沿線』(三才ブックス)など。近現代の交通と都市の歴史に関心が深い。